寄り添いながら ざわめきながら
タイトルは「蝶」より。
大好きなダンス、大好きなフォーメーション。
これも、今またもう一度パフォーマンスしてほしい。
何故か私には剛くんに蝶のイメージがある。
昔から、何故か。
一所にとどまらない人だと思っていたからかもしれない。
いつかいなくなるなら、地を踏みしめて去っていく背中を見せるのではなく、ひらひらと当て所もなく消えて何も残さないようなイメージがあった。
ずっと昔のことだけれど。
今は、そうは思わない。
残してくれるものはあるし、新しい場所に立つだけで消えてしまうわけではない。
と、言い聞かせているのはまた不安になっているからだ。
何かの知らせが欲しい。
待っていればいいと無垢に思えていたころが、本当に懐かしくもどかしい。