夢のかけらを拾い集めて 未来の僕に贈る
タイトルは「タカラノイシ」より。
掃除をしてたら、この曲が発売された年の卓上カレンダーを見つけた。
何で捨ててなかったんだろうとめくってみて、わかった。
とても苦しかった年だ。
ささやかだけど自分なりの決断をした年だ。
あれから十年なんだと、感慨深く思った。
私などでも、十年の間に変わったことはいくつもある。
反対に、変えたかったはずなのに今も同じことをしている部分もある。
V6だけでなく、彼らのような立場の人たちはテレビや雑誌でインタビューを受けて答え、それがずっと記録として残ってしまう。
ファンはうれしい言葉を聞けば、信じていたくなるものだ。
無条件に、いつまでも。
若い井ノ原くんが「一生V6だ!」と声を上げる映像を見た。
剛くんは10周年の時に、「求められる限りはV6を守っていきたい」と言っていた。
嘘だったの、と嘆くのはわかる。
嘘なんかではないけれど、そう思ってしまう気持ちはわかる。
その言葉は、その時の彼らの本当なんだ。
でも、有限のものは必ず変化する。
誰も不変ではいられないのに、ファンには彼らにそれを求める権利があるなんて私には思えない。
今日、ちょっと胸に刺さる文章を読んでしまった。
あまり検索しないようにしてるけど、それは思いがけなく目に飛び込んできた。
最初は剛くんのことを言っているのだとは思わなかった。
でもすぐ後の文に健くんの名前が出てきて、岡田くんと坂本くんの名前も登場して、さすがに別の人のことだは思えなくなって。
責任、という言葉を使っていた。
剛くんにはどんな責任があったのだろう。
思うような生き方ができなくても、所属するグループを維持することを最優先にすること?
感情的に、攻撃的に言っているのなら気に留めなかった。
そういう人もいるよね、と流すくらいはできる。
でもその人の文章は、ある部分はとても共感できるもので。
私が言語化できなかったものを、かなり近い形で言い当てていると思った。
そのことについてそんなふうに考えている人が、何故、と。
何もかも同意見の他人などいないと知ってはいるけれど、たぶん期待してしまったのだ。
そして勝手に、少しだけ傷ついている。
最新シングルのシリアルムービーが明日の昼までで、先ほど見納めてきた。
そうだった、こういう内容だった。
切なくて、見返そうとは思えず閉じてしまったけれどやはりもう一度見てこよう。
早く何かの知らせが欲しい。